るうママ米軍リタイア後、どの州に住むのが一番か悩んでいませんか?
Pension(軍人年金)、VA Disability Compensation(障害年金)、州ごとに違う税金、生活費、ベテラン向けベネフィットまで考えると、移住先選びは想像以上に複雑です。
もうすぐ米軍を除隊または退役を考えているご家庭に、ぜひ一度使ってみてほしいサイトがあります!
その名もMilRetired.com。
このサイトでは、退役後の収入や家族構成を入力するだけで、州ごとの生活費や税金、ベテランフレンドリー度を比較できます。
英語サイトではありますが、スクショを見ながら進めれば使い方はかなりシンプルです。
この記事では、実際にMilRetired.comを触ってみたレビューを交えながら、どんな機能があるのか、どんな人に役立つのかを分かりやすく紹介します。
- 除隊・退役後のファイナンス比較
- 各州での税金比較分析
- ベテランベネフィット(VA施設、ベテラン人口、州別のベネフィット)
- 各州での生活費の比較
- 気候と自然災害 などなど
基盤となるプロファイルを入力
まずMilRetired.comのサイトを開くと、退役後の収入や家族構成を入力できる画面が表示されます。
ここで入力する内容によって、州ごとの税金、生活費、手元に残るお金の目安が変わってきます。
特に便利なのは、軍人年金だけでなく、VA Disability Ratingも反映できるところです。(VA Disability Ratingとは、退役軍人の障害補償に関する等級のこと)
VA Disabilityレートがあるかどうかで、州によっては固定資産税の減免やベテラン向けベネフィットに差が出る場合があります。一般的な生活費比較だけではなく、「各家庭の除隊・退役後の条件に近い形」で州ごとの違いをベテラン家族に特化した形で比べられるのが魅力です。


各項目の入力方法


- 20年以上勤めた退役であれば
Retiring(Pension)を選択 - 20年以下の除隊であれば
Separating(EAS/ETS)を選択
バーを調整して軍人年金の額を反映させます。






➕を押して家族を追加。子供は年齢を選択。




もしその他の収入があればここに入力します。(税引き前)
- その他収入
- 配偶者の収入
- 賃貸収入
Compare Statesをクリックで計算

ここまで入力すると、かなり現実に近い条件で州別比較ができます。
軍人年金だけでなく、配偶者の収入、賃貸収入、その他の収入まで入れられるので、リタイア後も働く予定がある家庭にも使いやすいです。
また、家族構成を入れられる点もかなり実用的。
夫婦だけの生活と、子どもがいる家庭では食費や生活費の見え方が変わるため、家族単位で移住先を考えたい人にはありがたい機能です。
表示される金額はあくまでシミュレーションです。
実際の税金やベネフィットは、州の制度変更、居住する郡、住宅価格、収入の種類によって変わる可能性があります。
最終判断をする前には、州政府やVA公式情報、必要に応じて税理士などにも確認しておくと安心です。
比較の結果
入力が終わると、州ごとのファイナンシャル結果が一覧で表示されます。
(※こちらの結果は2026年6月末に出たものです)


ここで確認できるのは、単なる「安い州ランキング」だけではありません。
税金、生活費、住宅関連費、ベテランベネフィットなどを含めて、リタイア後の暮らしやすさを比較できます。
実際に見てみると、ウェストバージニアは低コスト、ニュージャージーは高コストという結果が出ました。同じ収入でも、住む州が変わるだけで手元に残る金額が大きく差がでることが分かります。
リタイア後は毎月の固定収入が生活の土台になるため、この差はかなり重要です。
「なんとなく住みたい州」だけで決める前に、一度こうした数字で見ておくと、家族で話し合いやすくなります。
Monthly Expenses
最初に表示された結果を、さらに調整したい場合には左上の「Customize🔵」をクリックすると、真ん中右のEST. Monthly Cost(月々の見積額)をカスタマイズできます。
MilRetired.comでは、このような生活費の違いを自分の家庭に合わせてカスタマイズして、現実に近い数字へ寄せられるところがかなり良いポイントです!


簡易比較では持ち家がある計算なので、賃貸の方は「I'm renting, not buying」をクリックすると固定資産税と住宅保険が削除されます。
他にも下記の生活費の調整ができます。
- 持ち家の価格
- 固定資産税
- 住宅保険
- 自動車保険
- 光熱費
食費は、入力した家族構成や年齢をもとに自動計算されます。
ただ、実際の食費は家庭によってかなり差が出やすい項目で、外食が多い家庭、食べ盛りの子どもがいる家庭、日本食材をよく買う家庭では、平均より高くなることも珍しくありません。
もし自動表示された金額より多く使っている場合は、「Custom monthly total」で金額を調整でき、現実の支出に近づけておくと、州ごとの比較結果もより参考になります。
最後に上記に含まれない生活費が他にもあれば、ADDITIONAL EXPENSESで追加できます。



例えば、車のローンがあるパターンはそのExpenseを追加!


すると、調整し直した結果が出ました👇
さらに、お得トップ10の州も一覧で表示されています。


今回は車のローン以外ほとんど条件を変えずに比較してみましたが、それでも、生活コストが低いウェストバージニアと、高コストのニュージャージーでは、同じ収入でも月に約1000ドル近い差が出ています。
月1000ドルの差は、年間にするとなんと約12000ドル。この差はかなり大きい!
旅行費、医療費、子どもの教育費、老後資金への積み立てなど、使い道を考えると無視できません。
このように数字で比較してみると、住む州によって家計への影響が大きく変わることがわかり、移住先の判断材料になります。



もし住みたい州がおおよそ決まっている場合には州を絞っての比較や、好みのカスタマイズで絞る調整も可能です。
一番右上のFiltersをクリックするとさらに絞った調整ができます。


ベテランフレンドリー州が分かる!結果一覧機能
入力したプロファイル情報を元に、現在の州とその他の州でベテランフレンドリーかどうかスコアカードで一覧確認できます。


リタイア後の移住先を考えるとき、税金や生活費だけではなく、VA施設へのアクセス、州独自のベテランベネフィット、軍関係者が多い地域かどうか、仕事の見つけやすさなども、暮らしやすさに大きく関わります。
このスコアカード機能では、そうした複数の要素をまとめて見られるため、候補地を絞るときの参考になります。
今回の結果では、テキサス、フロリダ、テネシーがトップ3に表示されていました。
どの州も軍関係者に人気があり、リタイア後の移住先としてよく名前が出る州ですね。
さらに一覧で見たい方は下記のタブを選んで表示形式を変えられます。





このマップの機能を使うとどの州がベテランフレンドリーか色分けされてて、さらにわかりやすいですね。


州別の詳細&ベネフィット
州別の詳細ページは、MilRetired.comの中でも特に見応えがあります。
ざっくりしたランキングだけではなく、各州のベテラン向けベネフィット、軍施設、VA施設、住宅情報、雇用情報、気候、自然災害リスクまで確認できます。
リタイア後の移住先を考えるときは、税金が安いだけでは十分ではありません。
- 近くにVA施設があるか。
- ベテラン向けの固定資産税減免があるか。
- ベテランが働きやすい地域か。
- ハリケーン、洪水、山火事などの自然災害リスクはどうか。
こうした要素をまとめて確認できるので、候補州を本気で比較したい人にはかなり便利です。



今回は、ベテランフレンドリーNo.1として表示されていたテキサスを例に見ていきます。
ベテランフレンドリー・スコア
テキサスは、ベテランフレンドリー・スコアでもかなり高評価でした。


特にVeterans Benefitは97点と高く、ベテランやその家族にとって住みやすい州だということが分かります。
州によってベテラン向けの制度はかなり違うので、「なんとなくベテランに優しそう」ではなく、こうしてスコアで見られるのは便利ですね。
軍施設・VA施設Map
テキサスには米軍施設が13箇所、そしてVA施設がなんと68ヶ所。


VA施設が多い州は、リタイア後の通院やサポートを考えるうえで安心感があります。
さらに、軍施設が多い地域はミリタリー関係者も多く、退役後も情報交換しやすい環境が期待できます。
唯一気になったのは、テキサスにはSpace Aを利用できる空港がないところかな?この地図上では近くてカンザスのウィチタが出てますね。
生活費のリアル感度
現在住んでいる州と、候補にしている州の生活費の違いも確認できます。


住宅費、保険料、光熱費などは州によってかなり差が出るので、移住前にざっくり比較できるのは助かります。
リタイア後は毎月の固定収入で生活する方も多いので、生活費の差はかなり大事。
スクショのように数字で見られると、家族とも話し合いやすくなります。



「なんとなく安そう」ではなく、実際のシミュレーションで見られるところが良いですね。
メリットとデメリット
州ごとのメリット・デメリットも、ひと目で確認できます。


テキサスは固定資産税が高いことで有名ですが、VA Disability Ratingによっては減額や免除の対象になる場合があります。
そのため、Disability Ratingがある方にとっては、このデメリットがメリットに変わる可能性もあります。こういう部分は、実際に比較してみないと分かりにくいですね。
州のイメージだけで判断せず、自分の条件に当てはめて見られるのがこのサイトの強みだと感じました。
ミリタリーベネフィット一覧
ミリタリーベネフィットの一覧も、とても見やすいです✨


固定資産税、教育支援、車両登録、州独自の特典など、州ごとの制度をまとめて確認できます。
個人的に、配偶者にも確認してほしい点は遺族ベネフィットです。SBPやDIC、固定資産税免除など、将来の家計に関わる税金優遇制度は、リタイア前から夫婦で把握しておくと安心です。



州外の最寄りのターミナルが表示されています。テキサスはスペースAトラベルの施設はないけど、アラバマのリトルロックまで行けば利用できるんですね!
このサイトを作った海兵隊のDarrickさん天才👏
エコノミーと住宅情報
州ごとの住宅価格や賃貸価格、給料の中央値、仕事の情報まで確認できます。


家自体がお手頃価格でも、保険料や固定資産税が高ければ、毎月の負担は大きくなります。
また、リタイア後も働きたい方や、配偶者が仕事を探す予定の家庭には、この雇用情報も参考になります。
特に、DoD関連のコントラクター職の雇用の強さが見られるのは、ミリタリー経験を活かしたい方にはうれしいポイントですね。
ベテラン向け特典とベネフィット
先ほどの一覧よりも、さらに詳しいベネフィット情報を見ることができます。


アコーディオンタブを開くと、各制度の内容が詳しく表示されます。
州ごとのベテラン特典は、意外と見落としがちですが、固定資産税の減免や教育支援など、知っているだけで家計に差が出る制度もあります。
気になる州がある方は、ここを開いて一つずつチェックしてみるのがおすすめです。
気候と自然災害リスク
Regionのタブから地域を選ぶと、気候や自然災害リスクも確認できます。
下記のスクショではテキサス州ヒューストンを選択しています。


リタイア後に長く住む場所を選ぶなら、気候もかなり大切です。
暑さ、湿度、ハリケーン、洪水などは、生活のしやすさにも住宅保険にも関わってきます。



家の価格や税金だけでなく、こういうリスクまで見られるのはかなり実用的だと思いました。
レポートとして保存も可


画面右上のExportボタンをクリックすると、比較結果をPDFで保存できます。
印刷もできるので、家族で話し合うときに便利な機能です!
リタイア後の移住先は、税金、住宅費、医療、仕事、気候など、考えることがたくさんあります。
PDFにして残しておけば、あとから見返したり、別の州と比べたりしやすいですね!
まとめ
米軍リタイア後にどこに住むか迷っている方には、MilRetired.comはかなり便利な移住地比較サイトです。
MilRetired.com 総合評価
| 項目 | 評価 | 評価理由 |
|---|---|---|
| 使いやすさ | 95 | 英語サイトだが入力はシンプルで、直感的に操作できる。 |
| わかりやすさ | 100 | 州比較やベネフィットがグラフやスコアで視覚的に表示される。 |
| 正確さ | 95 | Sourceタブから情報の参照元を確認でき、データの信頼性が高い。 |
| 見やすさ | 95 | マップ・ランキング・スコアカードなどが充実しているが、情報量が多いため最初は慣れが必要。 |
| お手頃さ | 100 | 完全無料で利用可能。寄付歓迎方式のため気軽に活用できる。 |



英語の部分は私の問題かも?ほぼ満点💯です
実際に使ってみると、軍人年金、VA Disability、生活費、州ごとの税金、ベテランベネフィットまで比較でき、いろんなサイトを調べなければ見つからなかった情報が、全て1ヶ所に分かりやすくまとまった神レベル級の比較ツールサイトでした!
スクショを見ても分かるように、情報量はかなり多いですが、操作自体はシンプルなので、気になる州をいくつか入れて試してみる価値はあると思います。
この機会にぜひ実際に使ってみてください✨



みなさんのリタイア後の生活が、より安心で楽しいものになりますように!Happy Retirement!
表示される金額はあくまでシミュレーションです。
実際の税金やベネフィットは、州の制度変更、居住する郡、住宅価格、収入の種類によって変わる可能性があります。
最終判断をする前には、州政府やVA公式情報、必要に応じて税理士などにも確認しておくと安心です。
免責事項(軍事・退役軍人関連):当サイトに掲載している軍事・退役軍人関連の情報は、一般的な情報提供を目的としたものであり、国防総省(DoD)、退役軍人省(VA)、TRICAREなどの公式機関による公式見解や指示を代替するものではありません。投稿時点で入手可能な情報をもとに、できるだけわかりやすく日本語で編集していますが、すべてのケースや例外を網羅することは困難です。制度や給付内容は、法令改正や地域、個々の状況によって異なる場合がありますので、必ず最新の公式情報をご確認ください。


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