クレジットスコアって何??
アメリカで生活する為に絶対に必要なのがこのクレジットスコア。
特にアメリカにきたばかりの人はクレジットヒストリーが無かったり、低かったりしますので、クレジットスコアを上げる=信用度を上げる努力が必要になってきます。
クレジットスコアとは
クレジットスコアとは『信用偏差値』のことです。
Experian®、TransUnion®、 Equifax®から集まった利用情報と事故情報を元にクレジットスコアが算出されます。
代表的なのがFICO®スコア。300〜850点で採点され個人の信用力を格付けしていきます。
このクレジットスコアを目安にその人が信用できる人なのかを様々な場面で審査しています。
クレジットスコアの評価基準
FICO®のクレジットスコア評価基準は下記の通り。
800〜850点 | EXCEPTIONAL |
740〜799点 | VERY GOOD |
670〜739点 | GOOD |
580〜669点 | FAIR |
300〜579点 | VERY POOR |
通常700点以上はGOODクレジットスコア保持者と査定され、800点以上になるとExceptionalとなりかなり社会的信用が高くなり最有良顧客のステータスを得ます。
点数が高ければ高いほど債権者はあなたを信用して良い金利でお金を貸してくれるようになります。
579点以下は要注意顧客ステータスで日本のブラックリスト同等の扱いになります。
クレジットスコアはどのように計算しているの?
FICOスコアはあなたのクレジットレポートの様々なクレジットデータから計算されています。
このデータは下記の5つのカテゴリー分けされています。
どの要素がどれぐらいの比率でスコアを左右するのか知っていると、スコアアップに繋がるので頭に入れておきたいポイントです。
- 35% – Payment History (返済履歴)
- 30% – Outstanding Debt(ローンの残高)
- 15% – Length of Credit History(クレジットヒストリーの期間
- 10% – New Credit(新規クレジットを申請した数)
- 10% – Credit Mix(ローンの種類)
クレジットスコアを計算するのに含まれないインフォメーション
- 人種・肌の色・宗教・国籍・性別・結婚の有無
- 年齢
- 給与・職種・肩書き・雇用先・雇用履歴
- 現住所
- Soft Inquiries(自身でスコアをチェックすること)
クレジットスコアはなぜ大切なの?
このクレジットスコアをもって、債務者はあなたの信用度を測り、ローンが組めるか査定を行います。
クレジットスコアが高いとすぐに審査に通ったり、低い金利でローンを組む事ができ、長い目で見ると何百ドル何千ドルとお金を節約する事につながり、まさにいい事三昧です。
いつクレジットスコアをチェックされるのか
下記の各ローン申請時にその人に返済能力があるかチェックをします。
- 新規クレジットカード
- マイカーローン
- 住宅ローン
- 個人ローン、等
その他にも
- 就職
- 賃貸入居
- 携帯電話の新規契約
- 銀行口座の開設、等
クレジットスコアを上げるには
- 返済日にきちんと支払いをする。
- 多種ローン(クレジットカード・車ローン・住宅ローンなど)を怠る事なく返済する。
- 年齢に対してのクレジットヒストリーも大切な要素になるので、使っていないクレジットカードがあっても解約せずに持っておく。使うのが心配ならどこかにしまっておく。
- 借り入れ可能金額の約20%だけ使う。(さらにいいのは借り入れ可能金額の10%だけ使う)
- 毎月全額払うからとあまりMAXまで使ってしまうとDTI(Debt to Income Ratio)が大きくなりのスコアダウンの原因になるので要注意です。
まとめ
自身のクレジットスコアを知り、高く保てるよう心がける事が大切です。
各銀行及びすでにお持ちのクレジット会社にも無料でクレジットスコアを提供している場合がありますので確認してみてください。またCredit CarmaやMint、Nard Walletでも無料でおよそのクレジットスコアを知る事ができるので参考にしてみてください。
Photo by Avery Evans on Unsplash
Source: Experian.com
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