アメリカで家探しーホームタイプ別

るうママ

こんにちは、るうママです!
不動産投資を家業にする我が家。毎日不動産情報を眺めるのが日課な私がアメリカのホームタイプについてご紹介いたします。

アメリカで家探し、どんなタイプのお家をお探しですか?

家探しを始めると、まずはじめに思い浮かぶのが戸建てではないでしょうか?

アメリカにも色々なタイプの家があり、Zillowやrealtorなどの不動産検索サイトを使っていると下記のような『HOME TYPE』が出てきます。

Select Allを使って検索してもいいのですが、物件の数が増えると選ぶのに時間がかかってしまいますので、あなたの希望にあった家のタイプをフィルターにかけて抽出検索する方法をお勧めします。

\この記事はこんな方へおすすめ/

  • アメリカで家を買いたい人
  • 居住スタイル・ホームタイプを知りたい人
  • それぞれのメリット・デメリットを知りたい人

この記事ではアメリカのホームタイプ5種類についてご紹介します。早速見ていきましょう!

目次

Single Family Home:戸建て

Single Family Home(シングル・ファミリー・ホーム)はその名から想像できる通り、一区画に建つ戸建ての事を指します。

アメリカ人の約70%が戸建てに住んでいると言われるほど、戸建てが主流になっています。

メリットデメリット
プライバシーが高い

敷地面積が広い

庭付きが多い

長く所有すると不動産価値も上がり、リセールバリューが高い

カスタマイズ自由

売却しやすいメリット
購入価格が高い

メンテナンスへの責任がある

Gateが付いているコミュニティーの場合にはHOAが発生する

毎年、固定資産税やホームオーナー住宅保険の値上がりがある
HOA(Home Owner’s Association)

HOAとは管理組合のこと。コミュニティー維持に必要な共益費を毎月支払います。

日本だとマンション等の管理組合のようなもので、共有の公園やアメニティー施設(プール、ジムなど)の維持管理を確実に行うために設けられています。

Multi-family:マルチファミリー

マルチファミリーハウスは2世帯以上4世帯未満の家が壁を共有してつながっているタイプで、戸建ての次に人気のスタイルです。

2世帯(Duplex)3世帯(Triplex)4世帯(4Plex)などで隣通しで壁を共有するスタイル(Side by Side)や上下に分かれるパターンがあります。

マルチファミリー購入には建物全体を買う方法と、1世帯のみ買う方法があります。

1世帯のみを買う場合

メリットデメリット
戸建てよりも安く購入できる

多くても4世帯なので、戸建ての次にプライバシーが高い

カスタマイズ自由

戸建ての次に売却しやすい

庭付きガレージ付きが多い

長く所有すると不動産価値が上がり、リセールバリューも上がるメリット
デメリ戸建てとコンドーのハイブリッドで戸建てよりも小さい傾向にある

プライバシーが戸建てよりも低い

メンテナンスが必要

Gateが付いているコミュニティーの場合にはHOAが発生する

毎年、固定資産税やホームオーナー住宅保険の値上がりがある

ホームオーナー住宅保険は自分の購入した世帯だけではなく、建物全体を保険に入れる必要がある為、必然的に高くなる

屋根や壁を他の世帯と共有しているので、屋根の張り替えや外観の色を変えるとチグハグになるット

建物全体を買う場合

メリットデメリット
建物全体を買い、購入者本人が住宅として住むのであれば、商業用ではなく住宅用でマイホームローンを組むことが可能

複数の世帯のうちの1世帯に住み、残りを賃貸として貸し出すことでハウスハックができる

家族で世帯を分けて住むことも可能

ホームオーナー住宅保険は建物全体をひとつの保険に入れることで、全体的にお得になる

長く所有すると不動産価値が上がり、リセールバリューも上がる戸建てよりも安く購入できる

戸建てとコンドーのハイブリッドで戸建てよりも小さい傾向にある
プライバシーが戸建てよりも低い
Gateが付いているコミュニティーの場合にはHOAが発生する

毎年、固定資産税やホームオーナー住宅保険の値上がりがある


ハウスハックをする場合は自分の自宅のメンテナンスだけではなく、大家として残りの世帯も管理しなくてはいけない(不動産管理会社に任せることも可能)

マルチファミリーホームは、ハウスハッキングと掛け合わせることで投資物件としての運用が大変優れている。

House hacking(ハウスハッキング)

不動産投資家なら誰でも知ってるHouse Hacking(House Hack)

アメリカでは4世帯までのマルチファミリーを本人が住む為に購入するのであれば、個人住宅ローンで購入することが可能。個人住宅ローンはコマーシャルローンに比べて頭金が少なくすみ、金利も低くなります。

最大の利点・・・複数ある世帯のうちの1世帯に住み、残りを賃貸として貸し出すことで家賃収入が生まれます。そのため、住宅ローンを限りなく低く抑えることが可能で、場合によってはプラスになることもあります。

※ ハウスハッキングは戸建てで、ルームシェアによる賃貸収入や、Airbnbなどと組み合わせることも可能です。

このように、投資用としてではなくマイホームとして購入した場合、その他の世帯からの収入により、住宅ローンがゼロになったり、格安で住めるなどメリットがとても大きい物件です。

Condos:コンドー

コンドミニアム、またはコンドー

特に大きな都市に多く建てられており、日本でいう分譲マンションのようなものです。

アパートのように家賃を支払うのではなく、大きな建物のうちの1室を購入し、Mortgage(住宅ローン)を支払います。

コミュニティーにHOA(管理組合費)を払う必要があり、近辺にはレストランやお店が近隣している場合が多い。

メリットデメリット
メンテナンスをしなくても良い

アメニティーが充実している(プール、ジム、ラウンジ等)

内装リフォームは自由

長く所有すると不動産価値が上がり、リセールバリューも上がる
ペットに制限がある場合がる

プライバシーが低い

HOAが発生する

特に外観リフォームに制限がある

毎年、固定資産税やホームオーナー住宅保険の値上がりがある

Townhome:タウンホーム

Townhome/Townhouse(タウンホーム/タウンハウス)コンドーと戸建てを混ぜたハイブリット的な家

上記の写真のように複数階建てのタイプもあり、壁を隣人と共有するスタイルです。

コンドーよりも広くプライバシーが高く、小さな庭やウッドデッキが付いていたりする場合もあります。

ホームオーナーは内外部のどちらも管理しなくてはいけません。

メリットデメリット
コンドーよりもプライバシーが高い

コンドーよりも広い

戸建てよりも安く購入することができる

長く所有すると不動産価値が上がり、リセールバリューも上がる
共用アメニティー(ジムやプールなど)がないところがある

戸建てよりもプライバシーが低い

戸建てよりも狭い

HOAが発生する

毎年、固定資産税やホームオーナー住宅保険の値上がりがある

Apartments:アパートメント

アパートメント=アパート

日本のアパートと同じですね。コンドーと違い、オーナーがいてアパート1棟を丸ごと所有していますので、通常は不動産投資として購入します。

メリットデメリット
家賃収入によるキャッシュフローが大きい

不動産価値評価額をコントロールしやすい

不動産管理が効率的

他の部屋からの収入があるので空室時のリスクが低い

税金控除が大きい

うまく運営して利益を上げることで購入時よりも高く売却することが可能
購入資金が大きい

コマーシャルローン(商業ローン)で購入する必要がある

コマーシャルローンは審査が厳しい

毎年、固定資産税や住宅保険の値上がりがある

まとめ

アメリカで家探し。

このように色々なタイプの不動産があることが分かりましたね。

賃貸に住んでいると家賃の値上がりがあるように、どのタイプの不動産を購入しても固定資産税や住宅保険の値上がりがあります。これは周辺地域の災害数やインフレが大きく影響するからです。

不動産価値が下がっていく日本とは違い、アメリカではきちんと手入れをしていれば不動産価値が毎年上がっていきます

そして、ライフスタイルやライフステージに合わせて家を買い替えますので、一生住む家でないと考えれば出口戦略(売却時)のことも頭に入れながら選ぶ必要が出てきます。

実際に家を見て周り、自分のライフスタイルにあったマイホームを購入することをお勧めします。

るうママ

家タイプを理解できたことで、マイホーム探しの的を絞り効率よく家探しができますように!

House Hacking不動産ビギナーが富を築くはじめの一歩として、とてもハードルが低く参入しやすい戦略です。

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